保護犬のイメージを変える———。
暗くネガティブなイメージから脱却!保護犬も普通の犬と変わらない存在であることを伝えたい。
保護犬を実際に飼っている方へインタビューを行う企画「ONE LOVE STORY」。
1つの愛から広がる幸せの連鎖。ネガティブからポジティブへ。不幸な犬から幸せいっぱいの未来を待つ犬へ。保護犬を飼っている方の生の声を繋いでいく。
「ONE LOVE STORY」第7回目は、保護カフェ鶴橋店出身のはちくん。
犬で言えばシニアにあたる8歳で飼育放棄を経験し、最初のうちはストレスからかハゲて毛並みも悪かった。口腔状態も悪く歯は抜けているが、舌が出ている姿すらマスコットのようで愛おしい。
先住犬と共にユッタリとした時間を感じながら、健気に楽しく生きる姿に感動すら覚えた———。(以下KiexHachiさん原文ママ)
はちくんのプロフィール

名前 | はち |
犬種 | ロングコートチワワ |
カラー | ホワイト&ブラック |
生年月日 | 2011年2月3日生まれ |
性別 | 男の子 |
性格 | 癒し系、ベビーフェイスなちょいワルおじさん。 |
はちくんを見れば誰もが笑顔になる癒し系と思いきや、時々オラオラ系に豹変。ベビーフェイスなちょいワルおじさん。
2019年8月に保護犬カフェ鶴橋店を卒業しました。カフェで新しくつけられたお名前『はち』が、あまりにもピッタリでお名前はそのままです。
カフェ時代のはちくんを可愛がっていただいた方に、ぜひこの記事を通して、元気で幸せな『今のはちくん』の姿をみてほしいです‼︎
そして、たくさんの方に保護犬の愛おしさを知ってほしいです。
保護犬を家族に迎え入れた理由
初めは友達の付き添いで、保護犬カフェの存在を知り訪れました。

先住犬にすでにMダックスが2頭いたので、新たにわんこを迎え入れる考えはあまりありませんでした。…が、カフェには可愛いわんこがたくさんいた中に、異彩を放つはちくんがいました(笑)

私とソファーの肘掛けの間に挟まり眠りはじめたはちくんに運命を感じました。
8歳にして飼育放棄にあったはちくんはお口の状態が悪く全抜歯、そのせいで舌がペロっとでています。被毛もストレスからなのか、首周りやお尻の毛は禿げていました。
そんなはちくんに残りの犬生を、うちの子たちとのんびり過ごしてほしいと思い、家族を説得して運命の出会いから2週間後、迎えに行き我が家の子になりました。
飼って良かったと思うこと

家族との会話がより一層増えたと思います。
はちくんが見つめるだけで、家族みんなが笑顔になります。先住犬のダックスたちと仲良くできるか不安もありましたが、いらぬ心配でした。

先住犬のダックスたちとも穏やかに過ごしています。
飼って大変だと思ったこと

大変なことなんてありません。
保護犬だからって、ペットショップで迎えた子となんら変わらない。
先住犬たちと同様、はちくんが愛おしくて仕方がないです!
思いがけない苦労。私はこうして乗り越えました!

落ちてるものをなんでも口にしてしまうはちくん。
保護前から胃内部に異物があり、我が家に来て内視鏡手術で取ったところ1センチ四方のプラスチック破片でした。我が家に来てもその癖は治らず、なんでも口にしてしまい、ときには糞食も。
それでも、家族が気をつけて、はちくんが口にしないように物を落とさず、片付けるを心掛ければ解決すること。はちくんばかりに求めず、私たち家族が気をつけることで、はちくんも家族も快適に過ごす事ができています。
また、家族になって間ない頃はぬいぐるみのように、うんともすんともしない少し無感情な感じでしたが、
2ヶ月が経った頃から、先住犬と一緒に吠えたり、自分が嫌なときは人にもワンコにもお口がでてしまったりなど、わがままな面が出てきました。
ですが、はちくんが自我を出し私たちを受け入れてくれた証として受け止めました。
『躾がなってない』『それではだめ』と非難される方もいるかもしれません。
トレーニングも考えましたが、それもはちくんの個性として、飼い主である自分があらかじめ声をかけたりと、気をつければいい事としています。
彼らにも感情があり、触ってほしいときと、ほしくないときがあって当たり前だと思います。
より一層大切にしたくなる瞬間は?

常に愛おしいのですが、先住犬のダックス達とベタベタするほど仲良くはありませんが、でも3匹ともシニアなので同じ時間が流れ、まったりとした時間が好きです。
そんななんでもない時にも、フッと愛おしさや大切にしたくなる気持ちがより一層増します。
家族にきたばかりの頃との今の違いを教えて!


禿げてた首周りやおしりもふさふさに!心なしか硬かった表情は和らぎ、より一層表情豊かになりました‼︎
そして感情も豊かになりました!
ぷんぷん怒った姿でさえ、私たち家族やはちくんを可愛がってくれる人たちにとっては可愛くて愛おしい!
保護犬は自分が知らない月日がありそこを『保護犬は大変』と思う不安要素のひとつになっているのかもしれません。
変えることの出来ない月日を問題に思うより、これからのその子とどう向き合い、どう幸せにし、どう寄り添うかを考えてほしいです。
我が家に来た日のはちくんです。この寝顔をみてすこし不安に思ってたこと全部吹っ飛びました。笑
表情で分かる!Before・After!


今では色んなお顔を見せてくれます!

これは我が家に来て1ヶ月が経って保護犬カフェへの報告に送った写真です。最高の笑顔をみせてくれました!
最後に
笑顔が最高に眩しいはちくん。ペロッと出た舌もとてもキュート!
犬はどんな家族でも健気に想う生き物だから、8歳で飼育放棄は悲しかったよね。
でも今は2頭の先住犬ワン’sに囲まれて幸せだね!ユッタリと流れる時間をこれからも楽しんでね!
KiexHachi(@kiiie4245)・Instagram photos and videos
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